プリティ・ベビー [映画]
1978年 アメリカ映画
1917年、ニューオリンズのストーリーヴィルを舞台に、娼館に生まれたため
12歳の幼さで肉体を売ることになる少女ヴァイオレットの運命を描くストーリー。
映像の美しさも然ることながら、可憐なブルック・シールズの美しさに
うっとりとしてしまいます。。。
さて、こちらはというと、静岡の限定品なるモノ。。。
緑茶入り しずおかコーラ♪
ラベルがB級っぽくてイイ感じ。
不思議なコーラ。。。 グリーン色のコーラ。。。
ふ菓子と一緒にいただきました。
あいかわらず、発情真っ只中のミンちゃんです。。。
2013-02-12 19:25
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欲望 [映画]
1966年 イタリア・イギリス合作映画
監督 ミケランジェロ・アントニオーニ
1960年代のロンドンが舞台。
若き売れっ子カメラマンのトーマスが、真夜中の公園でカップルを盗撮する。
それに気づいたカップルの女性が、トーマスにネガを返せと迫り、トーマスは別のネガを
彼女に渡す。
本物のネガを現像すると、そこには小さく殺人者と死体が写っていた。。。
サスペンスものですが、哲学的な難解なストーリーだったように思います。
しかし、60'sイギリスのスタイリッシュなオシャレな映画でもあります。
映画の中の私的見どころは、ライブハウスでのヤードバーズの演奏シーン。
妙に冷めた目で観ている観客たちが、ちょっとシュールで面白かった。
演奏中ジェフべックが、アンプや、床にギターを叩き突けて壊したり、
若きジミー・ペイジもカッコいい。
ジェーン・バーキンも、思わぬところで登場します。
他、トーマスのスタジオで撮影するモデルたちの衣装や、メイクも見どころのひとつ。
誰かと一緒に観るというよりは、一人でじっくりと観たい映画かもしれません。
ふっくら綿あめちゃんは♪
手の中がお好き
ミンちゃんも人恋しい季節。。そんな目で見つめないでね。。
太陽はひとりぼっち [映画]
1962年 イタリア・フランス合作映画
監督・脚本 ミケランジェロ・アントニオーニ
1962年度カンヌ映画祭審査員特別賞受賞作品
ヒロインの(ヴィットリア)役を、モニカ・ヴィッティが演じ、
お相手は、株式仲買所に務める(ピエロ)役にアラン・ドロンが好演。
ヴィットリア(モニカ・ヴィッティ)は、婚約者と重苦しい話し合いの末、彼との婚約を解消した。
母親が出入りする証券取引所で仲買人のピエロ (アラン・ドロン)と出会う。
ふたりの恋愛感情が高まっていく中、愛し合うことでお互い本当に理解しあえるのか。
何か虚しさ、孤独感を抱えながら、美しい愛も結局は不毛と化してしまう。。。
ローマを舞台に、近代的な集合住宅や、街燈の灯り、ヒコーキ雲、風に揺れる木の葉。。。
映画の中で映し出される風景描写は、日常の何不自由のない生活を送る何か煮え切ら
ないヴィットリアの空しい心情が伝わってきます。
愛し愛されているはずなのに、どこか孤独感、倦怠感に苛まれているヴィットリア。
後半の断片的に映し出される映像は、観る側の想像力をかき立てるようなアントニオーニ
監督のメッセージ的なモノを感じます。
女心と秋の空。。。
朝からなんとなくアンニュイなミンちゃん。
「あたちにだって、空しい時があるのよ・・・」
「今日は、ほっといてちょうだい・・・」
ヴァージン・スーサイズ [映画]
1999年 アメリカ映画
忘れた頃に、なぜか。。 ふと。。 また観たくなる映画 『ヴァージン・スーサイズ』
初監督・脚本 ソフィア・コッポラ
作家 ジェフリー・ユージェニデスが1993年に発表した
『ヘビトンボの季節に自殺した五人姉妹』が原作。
70年代のアメリカ郊外の町で起こった、ある一家の悲劇を映画化したもの。
(以下 あらすじをWikipediaより引用)
1970年代のミシガン州が舞台。リスボン家にはテレーズ、メアリー、ボニー、ラックス、 セシリアという美しい5人姉妹がおり、近隣の少年たちの憧れの的であった。 しかしある日、末っ子のセシリアが手首を切ってしまう。 手首を切った理由を聞かれ「死にたかったわけではない。自分を消したかった。」 と話すセシリア。 一命をとりとめたセシリアだったが・・・。
映画の中で流れるビージーズや、10CC、トッド・ラングレン、キャロル・キングなどの
70年代を代表するロック、ポップスの名曲が、セピア色のような柔らかな映像美と、
切なくて、残酷なストーリーにうまく融合しているように思います。
Bee Gees / Ran To Me
あたちは、悲しいお話は苦手なの。
だって楽しい方がいいもん。
ひなぎく [映画]
1966年 チェコスロヴァキア映画
かれこれ、15.6年前にレンタルビデオで観たっきりで、衝撃的な映画だったという
ことだけは記憶にあり、なぜかここ最近になってもう一度観たい!という衝動に
駆られ、ヤフオクにて購入。
日本では、1991年に公開され、2007年にDVDが再発売されていますが、
今更ながらご紹介させていただきます。
『ひなぎく』とは、チェコスロヴァキアの花言葉で「貞淑」
この映画はタイトルとは少々かけ離れた、ブラックユーモアたっぷりのシュールな内容。
観ていて気持ちいい・・?ぐらいのハチャメチャな姉妹の行状記。
監督は、ヴェラ・ヒティロヴァという女性で、チェコの前衛映画監督。
1966年に『ひなぎく』がチェコスロヴァキア国内で公開されるのですが、
この内容が、共産主義国家からは、反国家的・反体制的と見なされ、
7年間の発禁処分を受けてしまうのです。
実験的な効果音や、光学処理、唐突な場面展開など演出方法の独創性が光り、
音楽、映像、ファッション、メイク、インテリア・・・すべてがオシャレで見どころも
いっぱい。
しかし、単にオシャレな映画という訳ではなく、爆弾投下のシーンが何回も映し
出されたり、意味深い哲学的なセリフなど、実はメッセージ性の強い映画なのであります。
一度観ただけでは、なんとなく消化されないような気もしますが、
感覚的に楽しんで観ても良いのではないかと。
ヒナのような姿のミンちゃん、毎日静かに過ごしています。
風邪でも引いてしまうのではないかと思うほど、羽根が抜けて
しまいましたが、体調は良さそうです。あと、もう少しの辛抱だね。
映画 『アメリ』 & 抹茶カステラケーキ作り♪ [映画]
2001年 フランス映画
私の一番好きな映画 『アメリ』 どれだけ観ても、全然飽きません♪
アメリ・プーラン役のオドレイ・トトゥも、とってもキュート
ストーリー・音楽・ファッション・インテリア・個性豊かな登場人物 すべてが好き!!
2008年フランス・ベルギー・ドイツ合作映画『セラフィーヌの庭』で、主演のセラフィーヌ役を
演じたヨランド・モローが、アメリが住んでいるアパートの管理人役で出演しています。
これがまた、個性的な管理人さんなんです。。
アメリの階下に住んでいる通称「ガラス男」レイモン・デュファエル氏は、骨が脆く部屋の柱や
家具の角にはクッション地が貼られていて、20年間、家から出たことがなく、20年前から、
年に一枚ずつ同じルノワールの絵の模写をしているそうで、かなり変わり者の気難しい老人
なのです。
こういうお爺さんが近くに住んでいたら友だちになりたいっ。
デュファエル爺さんは、アメリを家に招き入れてあげるのですが、アメリに型抜きクッキーと、
シナモン入りのホットワインを出してくれるシーンが、なんとも言えずやさしい気持ちにさせて
くれて良いんです。。
デュファエル爺さんと、アメリの意味深い会話のやり取りもとても好きです♪
アメリの恋のお相手のニノ・カンカンポワは、他人の撮った証明写真を拾い集めてアルバムを
作っているこれまた変わった人で、アメリの不器用な恋の行方も面白い
私にとって、映画『アメリ』は、ハッピーになれるカンフル剤みたいなモノ。
いつもの如く年末年始は、音楽・映画鑑賞になりそうです。。
忙しい年末だけど、ここでちょっと一息♪♪ 抹茶カステラケーキを作ってみました。
抹茶カステラケーキ(18cm型)のレシピはこちら↓↓↓
材料
薄力粉 90g
抹茶 小さじ2
卵 Sサイズなら4個
Lサイズなら3個
砂糖 70g
バター 30g
牛乳 大さじ1
ケーキの横に添えるホイップクリーム
生クリーム 200ml
( タカナシ生クリーム「特選北海道純生クリーム47」 200ml)←お勧めです♪
砂糖 大さじ2
抹茶カステラケーキの作り方
① 大きめのボールに卵と砂糖を入れ、ハンドミキサー、または泡だて器(ホイッパー)で
ツノが立つまで泡立てる。
② 振るいにかけた薄力粉と抹茶を混ぜて、①の中に少しずつ入れゴムベラでざっくりと
混ぜ合わせる。
③ 牛乳とバターを入れて、同じくゴムベラでざっくりと混ぜる。
(ここで混ぜ過ぎてしまうと、焼いた時カステラが膨らまないので注意して下さい。)
④ バターを塗った20cm型に③を流し入れて180℃のオーブンで25分焼く。
⑤ 氷水の入ったボールの中に、一回り小さいボールを入れる。
一回り小さいボールの中に、生クリームと、砂糖を入れてハンドミキサー、または
泡だて器(ホイッパー)でツノが立つぐらいホイップする。
⑥ カステラが冷めたらカットして、ホイップクリームを横に添えて出来上がり!
シナモン入りのホットワインと一緒にいただきます
今年最後は、やっぱりキンクスを聴いて締めくくりたいと思います♪♪
今年も一年ありがとうございました。
2012年が、皆さまにとって素晴らしい一年になりますように!
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2011-12-31 16:04
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映画 『ワンダーウォール』 & pizza 作り♪ [映画]
1968年 イギリス映画
たまに観たくなる60年代のサイケな世界がイイ感じの脱力系B級映画『ワンダーウォール』
可愛すぎるジェーン・バーキンに、音楽はジョージ・ハリスンが担当。
この映画が初主演のジェーン・バーキンですが、主役なのにセリフは一切なし。
な~んかこの世界がイイんです~♪♪
久しぶりにピザが無性に食べたくなったので、さっそく作ってみました。
ピザ生地(3枚分)レシピはこちら
↓↓↓
強力粉 200g
薄力粉 50g
ドライイースト 5g
塩小さじ1
オリーブオイル大さじ2
ぬるま湯160cc
① ボールに強力粉、薄力粉、ドライイースト、塩を入れ混ぜ合わせる。
② ①にぬるま湯を少しずつ入れて混ぜ合わせてから、オリーブオイルを入れて捏ねていく。
③ 生地の表面が滑らかになるまで、根気よく捏ねる。
④ 手に油をつけて生地をひとまとめにして、ボールに入れラップをかける。
⑤ 一回り大きいボールに熱めのお湯を入れて、生地が入っているボールを
お湯の入ったボールに入れて1時間ぐらい発酵させる。
⑥ 発酵後は軽く押してガス抜きをして、3等分に分け、好きな薄さに伸ばしていく。
(余った生地は、冷凍保存もOK!)
⑦ ピザ生地が出来上がったら、ピザソースを塗り、お好みの具材をトッピングする。
ちなみに私のトッピングは、一口サイズの鮭、エビ、タマネギ、ブロッコリー、トマト
キノコ類(しめじ、シイタケ)ゴボウ(ゴボウは油との相性が良いので、意外と合います。)
鮭、エビ、ゴボウは、塩、コショウをしてオリーブオイルで軽く炒めてからのせた方が、
パサつかず良いかと。
調味料は、ブラックペッパーに、お手軽で便利なマジックソルトをパラパラとふり、
とろけるチーズをかけて200℃のオーブンで15~20分焼く。
生地はしっかり焼いた方がカリッとなって美味しいので、生地よりも具の方が先に
焼けてしまったら、アルミホイルを具のところにかけて再び焼くと良い感じで焼けます。
キノコ類は、冷凍したものを使うと グアニル酸という、旨み成分が増えとても美味しくなります。
とくにシイタケは、味も香りも濃くなり断トツに美味しいですよ♪
上にのせるものは、サラミ、ベーコン、などなど何でもOK!
ソースもトマトソースにこだわることもないので、ジェノバソースも良さそう♪
な~んて、偉そうに作り方など言っていますが、いつも適当に作る方なんです。。
ピザはやっぱりビールが合うかな~♪
黒ビールが好きなので、ギネスビールで乾杯!
骨董市で見つけたカエルくんの栓抜きは、ウチに来てから今まで置き物として飾られて
いただけで、ここでやっと活躍する日がきました!
ピザのあとのデザートは、やっぱり洋菓子系がイイのだろうけど、まだ飽きずに
たまに作ってしまう、冷やし白玉あずきがお気に入り♪
餡子は前もって煮ておき、冷蔵庫でしっかり冷やしておくべし♪
ひょっこり顔を出したミンちゃんも興味深々です。
結局、いつも食べてるごはんが一番好きなんだよね♪
ミンちゃんおいし~かい?
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Slogan [映画]
1969年フランス映画(セルジュ・ゲンスブール&ジェーンバーキン主演)
スレンダーでキュートなジェーンバーキンの可愛さは抜群!
ストーリーはB級映画的なのかもしれませんが、何度も観たくなるお気に入りの映画です。
ジェーンバーキンのファッションや、ポップでプラスチック感覚なインテリアなどなど
見どころいっぱいです♪
映画の中のラブラブな二人を観ているだけでも、ハッピーな気分になってしまいます♪
この映画をきっかけにセルジュ・ゲンスブールは、ブリジット・バルドーと別れを告げて
ジェーンバーキンと恋人同士となり、結婚まで至ったそうです。
・・とはいえゲンスブールは、3度目の結婚で、結局1977年にはまた離婚をしてしまうのです。
そして今年は、セルジュ・ゲンスブール没後20年。
ゲンスブールの伝記映画『ゲンスブールと女たち』が今年5月11日より公開され、
10/5からレンタル開始。
実はまだ観ていなくて、只今レンタル予約中です。楽しみ♪楽しみ♪
どちらさまですか?
ねぇ、この子お腹すいてると違う?
微妙な距離だけど、ミンちゃん仲良くなれそうかしら♪
ホコリをかぶっていて、誰も買ってくれそうもないゼンマイ仕掛けのおもちゃ。
ミンちゃんが気に入ってくれるかなと思い、しかも100円だったので買っちゃいました☆
真正面から見るとなぜかクチバシがあるので小鳥かと思いきや、
どうもミツバチさんのようです。それにしても、可愛くないんだけどなんか憎めない子。
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Tess テス [映画]
1979年(イギリス・フランス 合作映画)
原作はトーマス・ハーディの名作『ダーバヴィル家のテス』を映画化。
この映画はレンタルで、十年以上前に一度観ましたが、とても心に残っていて、
ついこの間「あの映画をまた観たい!」と思い立ち、再び借りて観ることにしました。
19世紀末のイギリスの東北部の農村を舞台に、貧しい行商人の子として生まれた娘
テスの波乱に富んだ生涯を描くロマンスドラマ。
(以下、Wikipediaよりあらすじ)
ある日突然、父の家系が伯爵家だとわかった美しい少女テス(テレサ)は、近くに住む
金持ちの家ダーバヴィル家に親戚と名乗り、援助を頼みに行かせられる。
テスはダーバヴィル家の持ち物である農場に奉公に行くことになるが、祭りの夜、
女主人の息子アレックに犯され、情婦にされてしまう。
テスは農場を出て行くが、戻った実家で子供を産む。
子供はすぐに死んでしまい、テスはまた別の遠い農場に奉公に行く。
その農場には、牧師の息子だが農場主を目指しているエンジェルという青年がいた。
テスとエンジェルは恋に落ちるが・・・。
テス役のナスターシャ・キンスキーの美しさは、ホント魅了されてしまいますが、
運命に翻弄されるテスが、只々可哀そうでなりませんでした。。
今日も、プクプクなミンちゃんです♪
セラフィーヌの庭 [映画]
『セラフィーヌの庭』
この作品は2010年8月7日東京・岩波ホールから始まり全国順次公開されていた映画です。
心に残る素晴らしい映画(DVD)だったのでご紹介したいと思います。
素朴派の女流画家セラフィーヌ・ルイの生涯を描いた映画です。
この映画を観るまで、画家セラフィーヌ・ルイの存在すら知らなかった私です。
極貧生活で家政婦の仕事をしながら、画材も買えず草木や泥などをすり潰し独自で
生み出した絵具を使い、絵を描き続けていたセラフィーヌ。
ある日ドイツ人画商のウーデにセラフィーヌの才能を見出され、いつしか金銭面も
豊かになっていくのですが、戦争や大恐慌でそんな生活も長くは続かなくなってしまう・・。
そしてセラフィーヌの精神も次第に病んでいき、後半はあまりにも切なすぎる
芸術家の悲しい運命が・・・。
セラフィーヌ役に、私の好きな実力派女優のヨランド・モローが演じていますが
圧倒的な存在感でとても素晴らしかったです。
セラフィーヌの絵画も、独特な画風で魅力的でした。
自然を愛し、草木に話しかけ、神様を心から信仰し、世俗的な人間からは理解出来ない
彼女の風変わりな生き方に私はとても共感しました。
このお話、切ないけど、とてもよかったね。。
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